安物買いの銭失いって私のことでした。

日用品を除いて、少しでも安い物をという価値観で買い物をすると、私の場合物を大事にできませんでした。

安かったし、十分使ったからと、すぐに捨ててしまう。

結局ゴミを増やしているだけだと気づきました。

そんな割り切りも時に大事ですが、これからの人生は、お気に入りのものに囲まれた生活を選ぼうと思います。

値段の問題じゃなく、大事にできるか、気に入るかというシンプルな気持ちで買い物を楽しみたい

その心がけだけでも、物は、そこまで増えなくなると思っています。

迷ったら買わない。

私が今まできづけなかった日々の愛おしさ。物の大切さ。

片づけを始めて物を減らしていく中で、余分な物がとても多かった。

捨てる事が下手なんだと思います。

シンプルに暮らそうと物を整理し始めてから気づけたことがあります。

溜め込まず、物を大切に使う気持ちを思い出させてくれました。

子どもの頃って、物が少ないのに不幸だなんて思わなったなぁ～とも思いました。

なければないなりに楽しむ。

子育てをしながら、自分の時間をもつ余白。

片づけのストレスを減らすこと。買う事がストレス発散にはならないこと。

物じゃない。

若い頃は、幸福の価値観が、心の豊かさより物だったのかもしれないとさえ思います。

買っても買っても満たされない気持ち。

何だかよくわかりませんでした。

何であんなにも、新しい物に執着していたのか。

何であんなにも流行に敏感にいたのか。

そんな時間があったからこそ、知っている感覚もあるけれど・・・。

人生無駄なものなんてない。

自分軸をもって買い物をしよう

今は、量より自分が大事にできるかできないかの価値観をしっかり持って買い物をしたい。

やっとその当たり前に気づけました。

安いから買うという習慣を手放してみます。

ちょっと高くても、大事にできるものを買う。それが私の自分軸。

家を新築した時は、その考えで買い物をしていました。

でも、仕事を辞めてお金に余裕がなくなった時、その価値観を封印していました。

数年たった今、やっぱり大事に使い続けているものって気に入って買ったもの。

多少高くても、長く使うぶん、とコスパがよくなったりするものです。

安物買いの銭失いを卒業して、長い目で見てお得を感じられる買い物を心がけたいです。

人生晴れの日ばかりではないけど、日々が特別な1日なんだと丁寧に生きたい

当たり前のことをやれていることが幸せであり、贅沢なんだと気づけた映画

どんな毎日でも、1日しかないから一生懸命に生きて、生きている余白を大事にしていきたい。

そう思える映画。

樹木希林さんの遺作「日日是好日」。